2012年5月10日木曜日

Vidal Sassoonの試写会

渋谷UPLINKでやるヴィダル・サスーンの試写会へ。

昨日、ヴィダルさんご本人が逝去されていて。
何とも言えない不思議なタイミングでのご縁でした。

ドキュメンタリーっていうのは、そもそもが真実を伝え切れない
ある意味作成者の意図が介在するものだと思ってる。
それをひっくるめても、いいドキュメンタリーだと感じた。

新しいスタイルを9年間も、求め続けたこと。そのストイックさ。
既存の美容をアートに高める、骨格に併せたヘア"デザイン"。本質の追究。
(これが、一番どきりとした。)
革新に至るまでの守破離。
目線の高さ。業界の変革が時代の変化に繋がること。
人と違うことをするには9-5時じゃなく、14時間働くこと。
間違いや辛いことを、 素直に語ってしまうこと。
もともとの貧しい生まれや家族の不和から抜け出せないトラウマ。

そんな色々なエピソードが、淡々と描かれていて
うまく言えないけどすごく自分と照らし合わせて観てしまった。

これ、DVD出たら買おうっと!
いい映画。